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青木家住宅

美馬市が所有する大正時代の豪邸

故 青木伊三郎氏が長崎から妻の故郷であるこの町へ帰り、1915(大正4)年に建築した建物で、隠居用であったがかなりな広さがあり、妻のコキクさんの老後は、広い庭の草を朝から夕方までこつこつと竹べらで抜くのが仕事だったと言われています。
30数年間、空家状態でしたが、1992(平成4)年に今は大阪在住の青木さんご夫妻から、地元の旧美馬町へ寄贈されたものです。

1915(大正4)年に建てられた「青木邸」は、3,590㎡の敷地を高さ2mのしっくいで固めた塀で囲まれています。
入り母屋造りの2階建てで間口十一間(約20m)、奥行き六間(約11m)。座敷、中の間、帳場、土間、寝室、台所、かま屋の八間取り。切り妻2階建ての土蔵、倉庫もあります。

重厚な雰囲気が味わえるイベント会場として人気

町おこしを考える座談会、華道教室、舞踏と三味線の集い、結婚披露宴等として利用されています。

 

 

基本情報

住所 徳島県美馬市美馬町宮前
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